特許の権利化と事前調査

特許権の事前調査を怠ることで権利化までの時間とコストが大きくかかり、また知らないうちに他社の権利侵害をしてしまったというケースも多く存在します。

特許や商標といった知的財産権について出願前前調査は非常に重要です。事前の調査を入念に行うことで、権利化の可能性や難易度、競合他社の出願状況と自社の優位性などを確認することができて結果的にトータルコストと所要時間を削減することに繋がります。

出願前調査を怠ると知らぬ間に他社の特許を侵害し、
損害賠償に発展する恐れも...

  • 模倣被害を受けた事があると
    回答した企業
    30.7

    Q11 模倣被害について ①これまでに貴社商品・サービスに対し模倣被害を受けたことがありますか。(1つだけ)
    (注)%は無回答及び非該当を除いた回答数を100%として計算した
  • 相手先に警告状を発送して、
    模倣品の回収や損害金の請求を行った企業
    33.1

    Q11 模倣被害について ④貴社は模倣被害に対してどのような対応をとりましたか。(いくつでも)
    (注)%は無回答及び非該当を除いた回答数を100%として計算した

出典:平成30年度中小企業等知財支援施策検討分析事業「中小企業の知的財産活動に関する基本調査」報告書
https://www.jpo.go.jp/resources/report/chiiki-chusho/document/report_chusho_chizai/honpen_zentai.pdf

特許事務所選びは出願前調査の質
拒絶理由に対抗出来る実力が重要!

  • 製品改良で差別化を図り、
    特許・商標・意匠を取得

    ペットボトルのキャップのアイデアについて、出願前の先行技術調査の結果、似たアイデアについてすでに出願されていることが判明。

    製品の改良を行っていただき、先に出願されたアイデアとの違いをだすことができたが、さらに特許を確実に取得するために繰り返し実験を実施。

    特許出願後、拒絶理由通知を受けたものの、無事に特許を取得。さらに、意匠、商標について権利を取得し、特許×意匠×商標の知財ミックスの権利取得が可能となった。

  • 他社で断れた学用品に関する
    特許を取得した事例

    学校で使用される用品について、世の中にあるものを単に組み合わせるというものだったため特許にできない事が判明。

    複数の課題に着目して学校で使用しやすいように工夫をした結果、特許になりそうなアイデアを発見。

    特許出願後、拒絶理由を受けたものの、無事に特許を取得し、意匠と商標についても権利を獲得。

大手企業に対抗できるのが特許の力

  • 大手企業に対抗するための
    特許取得と知財戦略

    化学業界では、原料の割合を明確に記載する数値限定発明や特殊なパラメータを用いたパラメータ発明が特許取得の鍵を握ります。

    そこで、実施例と比較例を複数用意していただき、多くの実験を行っていただき、希望の内容の特許を無事に取得。

    今後は新製品でも同様に数値限定発明について特許を取得し大手企業に負けない知財戦略を築いていくことを予定しています。

  • 特許取得による権利獲得で
    大手企業と事業提携

    米国IT企業と類似のサービスの提供を検討していたが国内大手企業に真似される可能性があり特許取得を希望。

    米国IT企業との違いを見出して、特許出願を行ったところ無事に特許を取得しました。

    取得した特許のおかげで、大手企業との事業提携も進み事業も順調に成長しています。

知財があると大手企業とも取引できる。
そんな世界に変わります。

外国特許を取得すると、いままで自分の会社ではできなかったことや
諦めていたことが動き出します。

たとえば、特許取得により大手企業が取引に応じてくれたり、
対等に扱ってくれたり、特許番号が書かれていたから売れたとか。
知財の力は本当にすごく、もっともっと経営にとりいれて
会社の経営を良くすることができます。

ぜひ一度ご相談ください。

無料相談こちら
Menu